「ZERØ BACK」という名の再出発 ——— AIMERSが新体制で東京へ戻ってくる 2026年3月23日、韓国ボーイズグループ AIMERS(エイマス)の来日公演が正式発表された。タイトルは「AIMERS Live in Tokyo <Forever Ever> : ZERØ BACK]」。ZERØ=ゼロ地点に戻る、BACK=帰還という二重の意味を持つこの公演名には、新たな体制でのスタートへの強い決意が滲んでいる。
AIMERSは韓国のボーイズグループで、スンヒョン、ウンジュン、ドリュン、ヨエル、スンファン、ウヨンの6名からなる。 しかし今回の来日公演は、メンバーの兵役入隊により、DORYUN(ドリュン)、YOEL(ヨエル)、SEUNGHWAN(スンファン)、WOOYOUNG(ウヨン)の4名で行われる新体制での初挑戦となる。
日本市場での確かな足跡 AIMERSが日本でここまで支持を集めてきた背景には、着実なステップアップの歴史がある。
AIMERSは2022年11月にEP『STAGE 0. BETTING STARTS』で韓国デビューを果たし、翌2023年10月にリリースした日本1stミニアルバム『Bubbling』はオリコンデイリーチャートで2位を記録。Billboard JAPANの「TOP Singles Sales」チャートにもランクインするなど、確かな存在感を示した。
日本デビューアルバム『Bubbling』はビルボードジャパン15位にも進入している。
さらに、 2024年には日本デビューをかけたK-POPボーイズグループリアリティサバイバル番組『Re:Born』に出演し、ファーストミッションでは全12チーム中1位を獲得し、大きな注目を集めた。 この圧倒的な結果が、日本市場における彼らへの期待値をさらに押し上げた。
公演実績においても、 『AIMERS 1st FAN CONCERT "Winter Confetti" IN TOKYO』を開催し、「完全体はしばらく見納めとなるが、これからもAIMERSは前進し続ける」という言葉を残してファンを見送った。 その言葉通り、今回の新体制での来日公演は、ファンへの約束の実行でもある。
グループ名に込められた哲学 グループ名「AIMERS」には"照準者"という意味が込められており、「皆さんの心臓を照準にして心をつかむ」というコンセプトが込められている。 兵役という避けられない現実を乗り越え、残ったメンバーで日本のファンと向き合う姿そのものが、今まさにその照準をぶらさない覚悟の体現といえるだろう。
リーダーのスンヒョンとウンジュンはともにSPECTRUMのメンバーとして活動し、AIMERSに移って再デビューを果たしたという経歴を持つ。 一度の「終わり」を経験したからこそ、彼らのステージには独特の切実さと熱量がある。その哲学は、新体制4名にも確実に受け継がれているはずだ。
公演詳細 ——— 会場・スケジュール・チケット情報 公演タイトル:AIMERS Live in Tokyo <Forever Ever> : ZERØ BACK]
会場:ENSQUARE LIVE HALL(東京都新宿区百人町2丁目1-2 K-PLAZA2 3F)
公演スケジュールは以下の通り。
FREE SHOWCASE:4月25日(土)14:00 有料公演:4月25日(土)18:00 4月26日(日)14:00 / 18:00 4月29日(水・祝)14:00 / 18:00 5月1日(金)18:00 5月2日(土)14:00 / 18:00 5月3日(日)14:00 / 18:00 5月5日(火・祝)14:00 / 18:00 5月6日(水・祝)18:00 5月8日(金)18:00 5月9日(土)14:00 / 18:00 5月10日(日)14:00 / 18:00 チケットは前売り一般5,500円(税込)、こどもチケット2,500円(税込)。当日券は一般6,000円(税込)、こどもチケット3,000円(税込)。販売開始は3月27日(金)12:00より、各公演7日前の12:00まで購入可能だ。
さらに、有料公演に限り初回観覧者は無料で入場できるという特典が用意されている。過去に一度もAIMERSの公演を観覧したことがない方が対象で、身分証明書の提示と指定用紙への記入が必要。開演後20分まで入場できる。
チケットに関するお問い合わせは ENSQUAREお問い合わせページ (平日10:00〜18:00)、公演・サポートに関するお問い合わせは AIMERS JAPAN OFFICIAL事務局 (平日12:00〜18:00)まで。
「初回無料」という新しい扉の開け方 今回の公演で特に注目したいのが「初回無料」制度だ。K-POPの来日公演でこの形式が取られることは珍しく、「まだAIMERSを知らない人にも直接パフォーマンスを体験してほしい」という強い意志が伝わってくる。新体制でのスタートにあたり、新規ファン獲得を戦略の柱の一つに据えていることは明らかで、4名それぞれの個性がより際立つコンパクトな編成は、むしろ初見の観客にとって入り口になりやすいとも言える。
GW期間と重なるスケジュール設定も、遠方からのファンや初めてK-POPライブを体験したい層には追い風だ。東京・新宿という立地もアクセスしやすく、週末から連休にかけての複数公演で、何度でも足を運べる環境が整っている。
「ZERØ BACK」が示す未来 兵役による一時的な別れは、K-POPグループにとって避けられないフェーズだ。しかしそれは決して終わりではなく、 兵役を経たアイドルは、その経験を糧により大きな舞台へと羽ばたくケースが目立ち、再び注目が集まる。 AIMERSもまた、その流れの中にいる。
「Forever Ever」という公演テーマに示される「永遠」への誓いと、「ZERØ BACK」という再出発の意志。この二つのキーワードが重なったとき、この来日公演が単なるコンサートを超えた意味を持つことが見えてくる。4月25日、東京・ENSQUAREで彼らが照準を合わせるのは、変わらず日本にいるファン一人ひとりの心だ。
K-Trend Times編集部より 「初回無料」という思い切った施策と、ゴールデンウィーク期間を丸ごと使った長期公演スケジュールは、これまでのK-POP来日公演の文法を少し書き換えるような試みです。兵役というハードルを逆手に取り、新体制の4人で新たなファン層を開拓しようとするAIMERSの戦略、注目してみてください。
写真=AIMERS(PR TIMES / Danmee株式会社)より